思考のカギはイメージ+実行。アイデア出しワークと続・小道づくり


STEP4「発想を膨らまそう」
2019年11月30日(土)10:30~15:30


『森イキ!デザイニングプロジェクト』設楽プログラム第4回。今回は参加者が前3回のプログラムを通して感じたことから、自らアイデアを出していく重要な回です。

まずは杉野ディレクターによるデザイン思考ステップについてのレクチャーからスタート。

©️M1_Project SUGINO MINORU

実は、これまでの3回でデザインステップの1~3を行ってきました。今回はそれぞれが考えていたことをアウトプットし合いブラッシュアップしていきます。

 

問いかけから、どんどん発想をふくらまそう!

アイデア出しは、なごやメンバーと神田の人たちとで構成したグループを3つに分けて行いました。

神田の森の課題はなにか?森をとりまく地域の状況は?あの森でなにをしたい?名古屋の人が神田に来る理由は、魅力は?・・・等々のブレストからはじまり、コンセプトの抽出、段階を経たステップまでを考え、提案をまとめてみます。

発表タイム。それぞれのテーブルをまわって、話し合った内容をシェアします。

少ない時間ながら三者三様のデザインの「種」ができあがりました。今年度実現できそうなものは3月までに試み、長期的な視点のものは実現までのプロセスを検討し、提案にまとめていくことを目標としていきます。(各グループのまとめは後日発表しますのでお楽しみに・・・)

 

森でも、さっそく自分たちのアイデアを実現!

プログラム後半は、森での作業。今回は、整備によって間伐された木から、小道に必要なあるモノを作ってみることにしました。

まずは動線の確認。これまでの整備で切り拓いた森は、入口側から奥が見通せるようになりました。

参加メンバーは自然と二つの作業班に分かれて作業を開始。

一つは、みんなでひと休みできる「ベンチ」を作る班。
チェーンソーで切り込みを入れ、皮をはいで乾燥させておいた丸太を置いたら・・・

完成!みんなでベンチに座るだけで、なぜかほっこりしますねー。

「川の流れを眺めながら、コーヒーでも飲めたら最高じゃないですか?」
とあるメンバーのつぶやきに、チェーンソーの達人・宮本さんが造形します!


あっという間に完成。


この場所が、水の音が一番よく聴こえるベストポイントだとか。

 

もう一つの班が取り組んだのは、森への入口を決めて斜面に「階段」を作ることです。
二人の立っているところ↓に階段を作ります!

斜面の長さを測ったら、手ごろな木を見つけ、切って材料を即・現地調達!なんだか贅沢な使い方に思えます。

運び込みはみんなで!


斜面の土を掘り→横木を置き→杭を打って安定させます。

土に埋まる根っこや石を取り除くなど、想像より力のいる仕事です。交代しながら進め、文字通り段々とできあがっていきます。

こちらも完成!これで次から安心して、森に入ることができますね。

 

作業中、ベンチができたことで、その場にいた人たちが自然と輪になり会話が生まれていたのが印象的でした。「次は、〇〇もできるといいよね」。ぼんやりと考えていたことが実際のカタチとなることで、次のアイデアとそれを実現する方法をまた考えはじめます。

午前中のワークでも、「これまでの回で実際に森を見て作業したり、神田の人から話を聞いていたから、短時間でも具体性のあるいいアイデアが出せた」という声がありました。ここに来て、ステップ型のプロジェクトならではの面白さが生まれてきています。

残りの期間で、どこまで実現していくのか!期待がふくらみます。

記:事務局あまの

2年前