設楽プログラム

本プロジェクトのポイント

5つのデザインSTEPで森をイキイキ!

基本プログラムとして、一つの森を実験場に、山道から川べりまでの小道をみんなでつくります。小道の周りをみんなのアイデアで整備・拡張していくこともできます。さらには、イベントの企画や森を活かす仕組みづくりなど、発想を広げてみんなのアイデアで森を生まれ変わらせましょう!

【期間】2019年8月~2020年3月(全6回程度)
※ただし、プログラムの進行により変更をする場合があります。
【場所】愛知県北設楽郡設楽町神田 青少年教育施設 神田ふれあいセンター周辺
https://goo.gl/maps/pXvvGyKuBmVTMeno7
【プログラムディレクター】
杉野 実(M1_Project デザインプロデューサー/「なごや環境大学」実行委員)

STEP1(第1回)8月3日[土]10:30〜15:30
知ろう!地域と森林のこと

・プロジェクトの概要説明
・地域と森林を知る
神田区について、地元の方からのお話を聞き、実際のフィールドとなる森を、さっそく見に行きます!森林を意識しながら、よいところと問題点を考えてみましょう。

STEP2(第2回)8月31日[土]10:30〜15:30
実感してみよう

・間伐&木材の使われ方見学
森の木の間伐の仕方と、切られた木がどのように加工され、いろいろなものに使われていくかの流れを見学します。
・基本プログラム(小道づくり①)
1回目に見た森で、いよいよ小道づくりをはじめます。

STEP3(第3回)11月2日[土]10:30〜16:30
実感から自分たちのやりたいことを考えよう

・基本プログラム(小道づくり②)
・問題点の定義~アイデア出し
箱庭ジオラマを作り、そのジオラマを見ながらいろいろなアイデアをみんなで出し合います。小道の周辺はもちろん、商品開発や木材の有効活用の仕方など自由に発想しましょう!

STEP4(第4回)11月30日[土]10:30〜15:30
発想を膨らまそう

・基本プログラム(小道づくり③)
・やりたいことから具体的なアイデア展開へ

STEP5(第5回)2020年1月18日[土]10:30〜15:30
アイデアから実際につくってみる

・基本プログラム(小道づくり④)
・生まれたアイデアを元に、実際に行動を起こしていきます!

成果発表会(1月)&まとめ

 


フィールド 愛知県北設楽郡 神田(かだ)区

第2東名高速、新城インターより車で40分、「空」の銘酒で有名田口の町を抜けたところに、ひっそりとたたずむ集落があります。
その集落はおよそ、300年前に伊勢神宮にお米を奉納したことから、この奥三河の山里に『かみのた』『神田』の地名となりました。
この神田は、カルデラの地形で、すり鉢上の地形ながらも豊かな実りをもたらしてくれ、又神田に流れる川はほとんどが板敷き川でそれはとても美しく川の中を何キロも歩く事も出来ます。
神田は、先祖である奥州藤原氏がこの地を隠れ里とし、住み、拓いた土地で、周りを山に囲まれた静かな山間の集落です。おもな産業は林業でしたが、時代の流れに押され、里山も山林も畑も田んぼも整備が課題となっています。
そんな、歴史ある?神田で癒しの秘密基地を地元の人達と一緒になってつくる試みがスタートします。

■拠点施設 神田ふれあいセンター
神田ふれあいセンターは、廃校となった神田小学校の元校舎等を利活用した青少年教育施設です。普段は、地元の方や設楽を訪れ野外学習などをされる方たちとの交流を目的に、運営されています。
森イキデザイニングプロジェクトでは、オリエンテーションやワークショップなどをするための拠点施設として、一部使わせていただきます。木造校舎のなつかしい雰囲気のなか、木に囲まれながら木のこと森のことを学びます!
名古屋から訪れる際の最初の目的地として、目指してきてください。

■実地フィールド 神田区内森林
神田地域の、私有林の一角が今回の基本プログラムのフィールドです。
森を少し抜けたところには美しい板敷き川が流れており、この川までの小道づくりを毎回少しずつ行います。地元の方から森のお話を聞いたり間伐体験をして、参加者みなさんで森林整備に取り組んでいただきます。小道のデザインや木の利用方法など、どのような周辺整備をするかは、3回目以降にアイデア出しをして決めていきます。